それゆえ、災は、にわかに彼に臨み、 たちまちにして打ち敗られ、助かることはない。
そして彼らに言いなさい、『万軍の主はこう仰せられる、陶器師の器をひとたび砕くならば、もはやもとのようにすることはできない。このようにわたしはこの民とこの町とを砕く。人々はほかに葬るべき場所がないために、トペテに葬るであろう。
彼らが神の使者たちをあざけり、その言葉を軽んじ、その預言者たちをののしったので、主の怒りがその民に向かって起り、ついに救うことができないようになった。
人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない。
これは恐慌が、あらしのようにあなたがたに臨み、 災が、つむじ風のように臨み、 悩みと悲しみとが、あなたがたに臨む時である。
しばしばしかられても、 なおかたくなな者は、 たちまち打ち敗られて助かることはない。
神を忘れる者よ、このことを思え。 さもないとわたしはあなたをかき裂く。 そのときだれも助ける者はないであろう。
どうぞ、死を彼らに臨ませ、 生きたままで陰府に下らせ、 恐れをもって彼らを墓に去らせてください。
わたしもまた、あなたがたが災にあう時に、笑い、 あなたがたが恐慌にあう時、あざけるであろう。
主の憎まれるものが六つある、 否、その心に、忌みきらわれるものが七つある。
悪しき者はその悪しき行いによって滅ぼされ、 正しい者はその正しきによって、のがれ場を得る。
正しい者は七たび倒れても、また起きあがる、 しかし、悪しき者は災によって滅びる。
その災はたちまち起るからである。 この二つの者からくる滅びをだれが知り得ようか。
このようにわたしが預言していた時、ベナヤの子ペラテヤが死んだので、わたしは打ち伏して、大声で叫んで言った、「ああ主なる神よ、あなたはイスラエルの残りの者をことごとく滅ぼそうとされるのですか」。